Azul図書室 今まで読んだ本の「自己の記録」であり、誰かの目に留まり手にとって読んで頂けたら、さらに嬉しいとても私的な「ブックコーナー」でもあります。時間つぶしにお立ち寄りください。
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アービングの小説に登場した、数知れぬ「フリーク(奇形)」たち。ピークは「ホテル・ニューハンプシャー」だったかなあ。「未亡人の一年」には、当時のようなフリークは登場しない。その代わり、4人の小説家が出てくる。これもフリークといえばフリークなのかもしれない。実経験以上のことをかけない小説家、実生活と重ねられることを嫌う小説家、実経験を超えることの出来ない小説家...小説って何なんだろう、って小説を読みながら思う不思議。個性的な登場人物、舞台となる土地の描写もあざやか。成熟の域に達したアービングっていう感が強い一作。その代わり、ラストに流す涙は、「ホテル・ニューハンプシャー」に比べれば少量です。でも、すごい。
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