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Azul図書室 今まで読んだ本の「自己の記録」であり、誰かの目に留まり手にとって読んで頂けたら、さらに嬉しいとても私的な「ブックコーナー」でもあります。時間つぶしにお立ち寄りください。
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この絵本の日本語版を、その昔、結婚する友人にプレゼントしたことがありました。
英語版をゆっくり読んでみたい、と購入。と、気になる点が一箇所あった。
仲良しの白ウサギ(雌)と黒ウサギ(雄)が、いつものように遊んでいるのですが、時おり黒ウサギが沈んだ顔をする?「どうしたの?」と白ウサギが何度も訊くと、ようやく彼は答えるのです。

「自分の『望み』について考えていたんだ」
「望みって何?」
「ずっと君と一緒にいられたらなぁって」(I just wish that I could be with you forever and always.)
「・・・、そのことをもっと一生懸命願ってみて」

さて、そこで黒ウサギはもっと一生懸命考えて、こう答えます

「I wish you were all mine.」

「君のすべてがボクのものにならないかなぁ」 まあ普通に訳すとこうです。ところが日本語版のほうは、ひとつ前のセリフとあまり変わらず、「ずっと君と一緒にいられたらなあ」みたいになってます。

ボクのもの、っていうと、一部の過激なフェミニストたちの攻撃に合うからなのでしょうか。

まあそんなことを考えながら読むのもよし、ただただキュートなウサギたちの絵にこころ和ませるのもよし。
日本語版のタイトルは「しろいうさぎとくろいうさぎ」です。

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