Azul図書室 今まで読んだ本の「自己の記録」であり、誰かの目に留まり手にとって読んで頂けたら、さらに嬉しいとても私的な「ブックコーナー」でもあります。時間つぶしにお立ち寄りください。
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多分、大学の頃に買った本。カバーもなくかなり日に焼けているが、学生の頃は結局読まなかった。人間にはやはり年齢や教養による許容範囲って言うのがあって、この物語は18歳そこらの実経験のほとんどない私には、何がどう面白かったのかわからなかったのだろう。「アメリカン・スクール」というタイトルに、もっと華やかな内容を期待していたからかもしれない。
じゃあ、今なんでこの小説が面白いのかは、そうか、別に教養がついたから、っていうわけではない。いろんな本を読んだり、いろんな映画をみたり、いろんな仕事をしたり、いろんな人にあったり、をやってきたからだろうな、と思う。
だからといって今の18歳の人がこれを面白いと思えない、とも思わない。本との関係はあくまで個人的なものであるから。私は、これくらい時間がかかった、ということ。いや、もう少し前に本棚から発掘されていたら読んでいたかも。きっかけは、村上春樹「若い読者のための短編小説案内」だった。私はこのときもう若くはなかったけど、若いときに手からこぼれていったものをもう一度すくい取ることができた。この本のおかげで、もう小島信夫氏の作品に親しんでいる若い人は多いのかもしれない。もし、今面白くなかったら、十何年後かにもう一度読んでみてください。
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じゃあ、今なんでこの小説が面白いのかは、そうか、別に教養がついたから、っていうわけではない。いろんな本を読んだり、いろんな映画をみたり、いろんな仕事をしたり、いろんな人にあったり、をやってきたからだろうな、と思う。
だからといって今の18歳の人がこれを面白いと思えない、とも思わない。本との関係はあくまで個人的なものであるから。私は、これくらい時間がかかった、ということ。いや、もう少し前に本棚から発掘されていたら読んでいたかも。きっかけは、村上春樹「若い読者のための短編小説案内」だった。私はこのときもう若くはなかったけど、若いときに手からこぼれていったものをもう一度すくい取ることができた。この本のおかげで、もう小島信夫氏の作品に親しんでいる若い人は多いのかもしれない。もし、今面白くなかったら、十何年後かにもう一度読んでみてください。
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