Azul図書室 今まで読んだ本の「自己の記録」であり、誰かの目に留まり手にとって読んで頂けたら、さらに嬉しいとても私的な「ブックコーナー」でもあります。時間つぶしにお立ち寄りください。
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今や翻訳界のアイドルとなった柴田元幸さんが選んだ現代アメリカ文学の短編を、英語と氏の翻訳と原作者の朗読で楽しむことができるSuperな一冊。「村上春樹 ハイブ・リット」もあったけれど、読んでみたい作家が柴田版の方に多かったのでこちらを選びました。ポール・オースターの「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」が入っている!ハーヴェイ・カイテルの映画「スモーク」での語りが忘れられない。バリー・ユアグローやスティーヴン・ミルハウザーはまだ読んだことがないので、それも楽しみで。
本の冒頭に楽しみ方が載っているのですが、私のやり方としては、原文を読む→翻訳を読む→CDを聴く。「翻訳をしてみる」なんてのも載ってたけど、そこまではしないかなぁ。でも、最後に「自分で朗読する」っていうのを入れてみようかな、とは思ってます。
こんなに良い本なので、もっと安価で若い人たちに読んで欲しいと思う。2500円はちょっと手が出にくいです。それだけの価値はあるのは分かっているので、例えばペーパーバックにしたらもう少し安くならないかなぁ。
それと、「翻訳は柴田・村上」みたいな宣伝している本屋もあるけど、翻訳家というのは、特にこのクラスになると、自分の好きな作家を選んで訳しているわけなので(もちろん選んで紹介してくださる作品は素晴らしいものであるのは間違いない)、そればかりだと「偏る」傾向は否めない。翻訳本を楽しむ秘訣としては、いろんな翻訳家が選んだいろんな傾向の作品を、自分の嗜好で選択できるようになること。もちろん最後に原文を目や耳で楽しめたらいい。この「ハイブ・リット」シリーズ、たくさんの翻訳家でやってほしいです。
本の冒頭に楽しみ方が載っているのですが、私のやり方としては、原文を読む→翻訳を読む→CDを聴く。「翻訳をしてみる」なんてのも載ってたけど、そこまではしないかなぁ。でも、最後に「自分で朗読する」っていうのを入れてみようかな、とは思ってます。
こんなに良い本なので、もっと安価で若い人たちに読んで欲しいと思う。2500円はちょっと手が出にくいです。それだけの価値はあるのは分かっているので、例えばペーパーバックにしたらもう少し安くならないかなぁ。
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