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Azul図書室 今まで読んだ本の「自己の記録」であり、誰かの目に留まり手にとって読んで頂けたら、さらに嬉しいとても私的な「ブックコーナー」でもあります。時間つぶしにお立ち寄りください。
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写真を始めた頃、花を撮るのは好きじゃなかった。だって、もともときれいなものをきれいに撮ったってどうよ、って。どんなにきれいに撮ったって、本物の方がいいに決まってるって。
メープルソープ展を見に行って、考えが変わった。

花はきれいなだけじゃない。気持ち悪かったり、エロ過ぎたり、悪意に満ちていたりもする。

その時の写真展は花よりもポートレートの方が多かったけれど、私は「花」ばかり見ていた。

それから花を撮り始めた。

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藤原初体験
食わず嫌いだった藤原新也を初めて食べた。写真展の売店で購入したので、やはり写真が多い本にした。これは「はじめての自伝小説」と銘打たれている。2ページ1章で次の2ページは見開きの写真という構成で、全31話。2ページづつ少年が大人になっていく。

「ギターで太陽を登らせる?」

「黒いオルフェ」の逸話が3つ出てくる。特に「元有名歌手」のいかがわしさがよい。
31話。東京に旅立つ少年。母と次春が小さくなっていく映像。最後の写真がちょっと違うなあー、なんて言って涙をごまかす私。胸の下がちりちり痛い。ちなみに次春っていうのは、隣に住んでいた爺さんの生まれ変わり、の猫。


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